日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト

山梨県庁訪問

楽しい無尽講が健康寿命を延ばす、ということを検証された山縣然太朗教授をお訪ねしてお話を伺いました。2006.8.18

山梨大学医学部社会医学講座 山縣研究室 「どこのコミュニティに属すかで健康寿命は違います」
[岡田:無尽のもつ高齢者の鬱解消能力が検証されると大変ありがたいとおもいました。]
山縣教授健康を守るには「疑わしきは罰す」でゆく。またよさそうだったらやってみる。

◆「どうやったら社会性が育つのか、というのは脳科学で注目を浴びています。
教育にも反映させようとい動きがあります。脳がfMRIなどで見えるようになってきたからですね。

ゲノムがわかっても、エピジェネティック(環境要因)によって発現が変わります。
その要因がわかると、例えば糖尿の人は運動だけでいいのか、食養生も必要かとかがわかります

アフリカンアメリカンのひとに、球状赤血球、鎌状赤血球などヘモグロビン異常症が多い。これを起こす
遺伝子異常を持った人の居住地がマラリア繁殖地とかさなった。
ヘテローシスは細胞内に酸素が少なくて
マラリア原虫が生きられないので、マラリアには強い。白人はマラリアに弱くて死んでしまう。

簡単に遺伝子がいいとか悪いとかいえないですね。

研究棟 ゲノム解析機 院生さん 院生室

契約講聞き取り調査2006年8月18日(金)  2006年8月19日

(c)2006 Prof. Dr. OKADA Mamiko