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◆◆ 感性哲学部会だより ◆◆

第7回研究発表会

   日   時: 2006年3月25-26日(土日)    根津知佳子、松本金矢先生

   場   所: 三重大学 総合研究棟U メディアホール

   内   容: 25日 13:00−15:30 一般発表      

               15:30−17:30 パネルディスカッション

               17:30−18:00 感性哲学部会総会 

               18:00−20:00 懇親会        

         : 26日 10:00−14:00 感性を磨くツアー(松阪)

               14:00−18:00 オプショナルツアー


 2006年3月25日(土)

日本感性工学会感性哲学部会&三重大学COE(B)合同シンポジウム

一般発表プログラム田中綾乃氏

「〜螺旋につながる感性から生まれるもの〜」

13:00-13:15 圓道衣舞・榊眸・下垣温子(三重大学大学院教育学研究科修士課程)

       『多様な関わりを包含する"輪ゴムの部屋"の創出』

13:15-13:30 田中綾乃(東京女子大学大学院人間科学研究科博士課程)

       『抑制の中の美―伝統芸能における<身体>のかたり−』

13:30-13:45 千代章一郎(広島大学大学院工学研究科)

       『被爆した身体と都市景観の記憶』安部剛氏

13:45-14:00 安部剛(三重大学大学院教育学研究科修士課程)

       『共に変化するデザイン休憩(20分)

(休憩)

14:20-14:35 林成光(KDDI株式会社:ネットワークソリューション国内営業本部)

       『語りだす営業リーダー − 志の組織へ導くもの』安部2

14:35-14:50 古賀弘一(兵庫県立大学大学院環境人間学研究科博士後期課程)

       『長尾村契約講にみる感性的地域自治』

14:50-15:05 百武ひろ子(東京工業大学大学院、有限会社プロセスデザイン研究所)

       『アメニティ・コンセプト変質の過程』

15:05-15:20 根津知佳子・松本金矢(三重大学教育学部)

       『教育学部における「感じる力」のフレームワーク〜その可能性と課題〜』


パネルディスカッション『語り出す身体』

コーディネータ:千代章一郎氏(広島大学大学院 工学研究科)

パネリストの自己紹介

 

浜田利満 氏 (筑波学院大学 情報コミュニケーション学部)

1973年3月 早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻修士課程修了

日本におけるロボット研究の草分けの一人である故加藤一郎教授の下で、人間・機械システムにおける筋電情報と電気刺激フィードバックに関する研究を行った。

1973年4月〜1999年3月 株式会社日立製作所

生産技術研究所にて、生産自動化のための画像処理の研究に従事し、その後本社にて、半導体検査システムの製品化、およびプリント板製造システムの製品化などの新事業展開のための研究開発と営業支援に従事した。その間、千葉工業大学において高密度実装プリント板における精密欠陥検査技術の研究にて博士(工学)を取得する。

1999年4月〜2005年3月 那須大学都市経済学部教授

高齢者福祉・介護へのロボットの応用を目指し、ロボット・セラピーの研究を始める。

2005年4月〜現在 筑波学院大学情報コミュニケーション学部教授

大学に転職したことを契機に、久しぶりにロボットの研究に関係することになった。そして、計測自動制御学会においてロボット・セラピー部会設立を推進し、感性工学会感性哲学部会、日本リハビリテーションネットワーク研究会などの学会と協力し、ロボット・セラピーの普及に努めている。

川口直美 氏 (株式会社TBSテレビ 編成制作本部)川口直美氏

1988年3月 東京理科大学理工学部物理学科卒業 量子力学を専攻、

森羅万象の謎に迫ろうと試みるも見事に挫折。留年中に中東、インドなどを一人旅。イスラエルでのインティファーダ、湾岸戦争、マザーテレサの死を待つ人の家など別の意味での森羅万象を目の当たりにし、映像ジャーナリストを志す。

1989年4月〜現在 株式会社TBSテレビ

配属されたのはゴールデンタイムのお笑いバラエティー番組。

以来、歌・トーク番組を経て1994年より『どうぶつ奇想天外!』のディレクター・プロデューサー。

野生動物・大学の研究所・ペットと人の関係を追って孤島・ジャングル・砂漠・海洋・都市を巡る。

他、脳科学の視点から人間の本質を探る『人間とは何だ!?』、

チャールズ・ダーウィンの本当の姿を追った『超地球スペクタクル・ダーウィンの大冒険』、

環境問題をテーマにした『1秒の世界』などを制作

佐々木能章 氏 (東京女子大学 文理学部)

学生時代から哲学を専攻。

主として扱ってきたのは、西洋近代の学者たち、とりわけライプニッツです。

この人はいわゆる文系理系にまたがってあらゆる学問分野を手がけただけではなく、実践の面でも様々な取り組みをした希有な人物です。

何とかそれにあやかりたいと思い続けてはきましたが、ライプニッツのアイデアの多くが完成しなかったという点だけは引き継いでいるつもりです。

それはともかく、ライプニッツの文献研究を基本に続けながら、同時に、生命倫理の問題にも比較的長く首を突っ込んできました。

比較的最近は、人間の空間移動の研究と称して、四国遍路を題材とした人間研究を始めています。

ここでは、人間のあり方が、さまざまなレベルで展開されていて、興味は尽きません。

今回もこの点と絡み合わせながら一緒に「身体」の問題を考えてみたいと思っています。

「伊勢参宮 大神宮へもちょっと寄り」

「これからは電化ごめんのスロー人」((c)SASAKI)


インターネットでお伊勢参り http://www.infocreate.co.jp/hometown/ise/jingu/jg.html
インターネットでお遍路 http://www.nbn.ne.jp/~club88/

 部会総会  

  

2006/03/25 22:02:23 更新

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