環境宗教学II(Environmental and Religious Studies II) A308講義室 選択 2単位 

2−4年

岡田真美子 環境人間学部 教授

シラバストップ

【講義目的】

「生老病死」を縦糸、「日本的地域経営」を横糸に、日本的知に基づく安心安全社会の実現方策を論じ、成熟社会のよりよい地域環境のあり方を考察する

【講義内容】

「生命」に関する知見、環境疾病に関する宗教社会史、「いのち」を地域が育て地域が看取る文化の再生、死に関する嫌悪施設の問題、生命の循環と命のネットワークを取り上げ、環境倫理と生命倫理をつなぐ道を探る。

1.10月 7日 プロローグ:ワークショップ「老いと死について考える」

2.10月14日 エコロジカルな生命倫理

3.10月21日 生と性

4.10月28日 疫病と環境 人口減少社会を考える

5.11月 4日 隔離と看護−忍性菩薩と綱脇龍妙

6.11月18日 地域介護―老いの環境学

7.11月25日 いのちのリレー−捨身と移植医療

8.12月 2日 死の環境学

9.12月 9日 弔いと葬りの環境学−嫌悪施設を考える

11.12月16日 輪廻と循環の思想

11. 1月 6日 大いなる命の循環−宇宙という生命体

11. 1月13日 生命システムと供養 人工生命倫理

13. 1月20日 愛と慈悲について―生き抜くための環境配慮

14. 1月27日エピローグ:ワークショップ

【テキスト参考文献】: 教科書は使わない。

講義の参考文献は一覧を配布する

【成績評価の基準】

レポートによって評価する。講義への参加状況も場合によって考慮する

【履修上の注意】

毎時間コミュニケーションカードを配布回収し、次回返却する。このカードとレジュメはきちんとファイルしてゆくこと。(◎最終回にファイリングしたものを持参してもらい、これを用いてワークショップをする)

【備 考】質問届けその他はメールで提出すること。件名:2005環境宗教学II(学籍番号)

あて先はokada-hisyo@shse.u-hyogo.ac.jp

【オフィスアワー】 火曜日11.00-12.30(要予約) okada-hisyo@shse.u-hyogo.ac.jp

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