
テーマ 〜地域通貨“泉都”で別府を元気にしよう〜
■開催名称 地域通貨フォーラムin別府
〜地域通貨“泉都(セント)”で別府を元気にしよう〜
■主 催 総務省、財団法人地方自治情報センター、別府市、大分合同新聞社、
全国地方新聞社連合会(決定)
■後 援 大分県、商工会議所、青年会議所、地元放送局、NHK大分放送局など想定
■開催日時 平成17年10月13日(木)
【開場/受付】13:00 【開会】13:30 【終了予定】16:35(予定)
■開催場所 ビーコンプラザ 国際会議室
〒874 − 0828 大分県別府市山の手町12-1
TEL:0977-26-7111FAX:0977-26-7100
■基調講演:「電子地域通貨と地域発展 」
須藤 修先生 (東京大学大学院情報学環・社会情報研究所教授、
地域通貨モデルシステム検討委員会)
・「意味論的情報」(1対1対応で意味が限定される)ものはコンピュータが得意。
ところが人の会話は「記号論的情報」。
これからのコンピュータは記号論的情報も捕まえられるようになってゆきます。」
・「いろいろな多機能ICチップ(smart card、SIM card、住民カード、電子タグ、センサーチップなど)が登場しています。これらを組み合わせて使うことが進みます。 ・センサーチップと地域通貨の合体がおこるかもしれません。」
・また環境とリンクさせるといろいろなことができます。
「「弱者は強い」(金子郁容)ということばのように 障害のある人はチャンスメーカーです。」
[岡田:「おねがいね」と依頼する人と同じですね]
◆将来◆
・地域通貨同士の連携がおこれば何が起こるか、は学問的にはおもしろい材料です
[ [岡田:「千姫は単純に他の通貨とつながったら?ね、と思ってその計画を考えました千姫ASPです(c)2002)]
・「これからは中間支援組織が大切になってきます。
地域通貨がそのような役割を担えるようになるかもしれませんね。」
[岡田:まさしく千姫はそのような団体になってきているようです。水害豊岡を助ける「タオル雑巾プロジェクト」や
「スリランカめがねPJ」は、千姫が活動のコア、ハブ、あるいはコーディネート機能をもった存在となった例であるといえます]
■泉都概要説明 斉藤哲(地域通貨”泉都” プロジェクト委員長)
住民が主役となったONSENツーリズムのまちづくりをめざす
3年間の実証実験になります。
■パネルディスカッション 「地域通貨“泉都”で別府を元気にしよう」

【パネリスト】
@岡田 真美子
(NPO法人千姫プロジェクト理事長)
A吉田 寛さん
(コピーライター)
B野上 泰生さん
(泉まちポイント運営委員、別府八湯竹瓦倶楽部代表世話人)
C牧 慎太郎さん
(総務省自治行政局情報政策企画官)

【コーディネーター】
森 哲也 さん(大分合同新聞社取締役編集局長)
◆牧さんから、ポイントの最終使い道が大切なこと(北九州市では、ポイントがごみ袋と代わるようになってよく回るようになった)、首長さんの存在が行政の縦割りを壊すのに力があること、が話されました。
◆野上さんからは、泉都で水道料金をタダに というご提案がありました。
このアイディアはすごい!
共同浴場のなかには、水道料金を払うことができずに閉めてしまったところがあるのだそうです。
実現するといいですね。
◆吉田さんは、泉都の仕組みがわかりやすく説明されることと、電子マネーがつめたいお金にならないように、というご意見をいただきました。
◆わたくしは、地域通貨がうまくゆく3点セット
(1)愉快なアイディアを思いつく人たちがいる
(2)活動を伝えるメディアの存在
(3)シンプルでフレクシブルなシステム(使いやすく、人にも説明しやすいこと)
をお話しました。
別府は(1)(2)はまったく心配なく、(3)が大切かなと思いました。
とくに住基カードの端末が市役所だけでなく、温泉にあるといいな、と感じました。 全国地方新聞社連合白井さん 阿部さんと 河村、栗田、山口さん
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